G1予想[118]番外:2014年1月の重賞予想まとめ 印刷

 Kinkinテレビの番組『スマート競馬』に送った予想と回顧を、以下に採録。

2014年競馬抱負

 年末、サンタバーバラで財布をなくし、茫然自失。すぐに、国際電話をしまくり、クレジットカードと銀行カードを無効に。現金は200ドルと5000円ほどの被害でしたが、財布は娘が最初のボーナスで買ってくれたものなので、その夜はショック死。

 よって、今年の抱負は、まず、この財布と同じもの(ボッテガ・ヴェネタ)を買うここと。ともかく、金杯は当てるしかないのです。

  財布をなくした後、飲んだくれています。みなさんのヒンシュクを買うために、写真を送ります。サンタバーバラカントリーのワイナリーには馬もいて、ワインはめちゃくちゃおいしい。夕暮れの景色は、マリブのズーマビーチのサンセット。ここからちょっと先にトム•クルーズの家があります。

 

■中山金杯(201415日)予想

 財布をなくしたので、当然、本命はユニバーサルバンク。宇宙銀行から総流しで、なくした財産を取り戻す。カネがなくなったので、ゼロスも魅力。主力はユニバーサルバンクとゼロスの馬連。

■中山金杯回顧(松井政就

  松井です。

 山田さん、すみません。金杯(京都のほう)を当ててしまいました。でも、単に出目だけで予想したものなので影響は小さいです。

 金杯で1枠が出たのは吉兆です。食べ残しを使いまわした吉兆のことではありません。幸運の兆しの意味の吉兆です。

 ぼくの研究によれば、金杯で1枠が出たからには、シンザン記念は1枠か2枠がかなりの確率で出ることになりそうです。先に書いてしまうと週末に書くことがなくなりますが、シンザン記念はもう当たったも同然です。みんな、あまり深くかんがえず、ぜひ乗ってみてください。

 

■中山金杯(201415日)回顧

 オーシャンブルーが勝ったんですね。いま、起きて知りました。

 昨夜、家に帰り着いたのは午前2時。シカゴからの全日空で帰ったのですが、雪で出発が大幅遅れ。成田に着いたのは11時過ぎで、すでに空港は全便が到着を終えており、がらんとした状態。結局、全日空がチャーターしてくれたバスで横浜方面の乗客はとともに帰宅。即寝ました。

 アメリカ中西部から北東部は大寒波で、大変な新年でした。

 財布とカードがないので、お金なし。

 これから、うちにあるわずかな現金でなんか食料を買いに出かけ、その後、役所や銀行に紛失届け&再発行手続きに行きます。というわけで、ユニバーサルバンクは惨敗のようで、今年も銀行やお金とは縁がないようです。

 金杯を当てると、新年から気がゆるむのでろくなことはありませんよ。

 

■シンザン記念(2014112日)予想

 今朝の日刊スポーツでは、キンキンとみどりさんの写真、キンケロシアター、

 稽古場ビルの写真も載っていますね。被害額54万円とか。で、この泥棒君におすすめしますが、54万円をミッキーアイルの単勝に全額入れることをオススメします。逃げ切り間違いなしです。

 アイルが逃げ切り、追走したウインフルブームがそのまま流れ込む。そこにモーリスが差してくる。たったこれだけのレースです。いまから、そんなVTRが目に浮かびます。こんな簡単なレースは年間をとおしても滅多にありません。「もってけ、泥棒!」です。

 というわけで、ボクが買うのは、地方馬2頭の馬連1点。ニシケンモノノフとカクシアジ、福永と岩田が乗っても、どちらかが最低人気になるでしょう。

 

■シンザン記念(2014112日)回顧

 やはりミッキーくんが逃げ切りましたね。こんな超簡単な鉄板レース、年に何回もありません。

 これを勝負できないなら、馬券を当てるために買うのは止めたほうがいいでしょう。ボクの場合、十年以上前に止めました。

 なぜなら、当てるために馬券を買って本当に当たるのは年に数回しかないからです。ならば、はじめから当たらない馬券を買ったほうがいいのです。この理屈がわかってくると、競馬人生は佳境に入ります。というわけで、来週に続きます。

 

■京成杯(2014119)予想

 東京都知事選が最悪の展開になってきた。なぜなら、立候補者がすべてジジイである。細川護熙元首相は76歳。後期高齢者だ。そして、細川氏を押す小泉純一郎元首相は72歳。2020年の東京五輪のとき、はたして2人は健在なのだろうか? 舛添要一氏も65歳だから、オリンピックのときは70歳を超えている。ドクター中松にいたっては82歳である。

  脱原発だろうとなかろうと、政策なんてどうでもいい。ともかく、若い人がやってほしい。これでは、東京は完全なジジイタウンだ。オリンピックどころではない。絶望だ!

 さて、京成杯はうって変わって、明け3歳の若駒のレース。ジジイはいない。エアアンセムが人気だが、そこまで信用できるのだろうか? いずれにしても人気は、前走1着馬。ここは5頭が出走している。エアアンセムはその1頭。

 で、前走2着馬というと、これが3頭しかいない。ヴォルシェーブ、ディアデルレイ、ホルボッシュの3頭。

 というわけで、この3頭の馬連3点勝負に決めた。じつに簡単なレースですね。

  

■日経新春杯(2014119)予想

 じつは、年末、なくした財布が返ってくることになりました。なんと、先日、こんなメールが来たのです。

 Mr. Jun Yamada

 I am the owner of The Danish Mill Bakery in Solvang, Calif. We just back from our Christmas vacation and one of our waitress  told me she found your wallet on the floor when she was clean up. If you could get me a short description of you wallet and your address I will be more then happy to mail it back to you.

 Torben Petersen このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい

 メールの主は、ボクが1229日の夕方、立ちよったソルバングという街にあるベーカリー&カフェのオーナー。ここでお茶を飲んだとき、落としたというわけでした。それをウエイトレスが見つけて取っておいてくれたのです。やったぜ! やはり、アメリカ人は信用できる。

 その後、このオーナーのピーターセンさんとメールのやり取りをして、来週、ついに財布が中身ごと戻ってくることになりました。航空便で届きます。 

 というわけで、ここは当然、アドマイヤフライトから総流し。財布が飛行機に乗って(フライト)で戻ってくるのですから、買うしかありません。

 

■京成杯&日経新春杯(2014119)回顧

 京成杯はプレイアンドリアル、日経新春杯はサトノノブレスが優勝。で、結果はというと、京成杯はカスリもせず、日経新春杯は2着のアドマイヤフライトから総流しをしたので的中でした。しかし、いわゆるトリガミです。

 トリガミというのは、投資額が回収額を下回る。つまり、結局ソンをしたということで、じつは、もっともやってはいけないことです。これなら、カスリもしないほうがいいのです。よく、「それでも当たったのだから」と言うかたがいますが、こういう考え方がもっとも危険ですね。なぜなら、トリガミはじつは全然ツイていないということだからです。

 みなさん、今年はトリガミだけはしないように気をつけましょう。そんなら、外れたほうが気持ちがいい。こういう境地に早く到達してください。

 ところで、トリガミとなまったく関係ない「タモガミ」氏が、ラジオNIKKEIのニュース番組「マーケットプレス」で、なんと8割以上の票を集め、断トツの1番人気になっています。いったい、これはなんなのか? 誰か教えてほしい。

 

AJCC杯&東海S(2014126)予想

 ここのところ、なんかずっと気が晴れない。朝日新聞(23日付け)で都知事選の候補者全員の会見要旨を読んだが、どの候補も結局、オリンピックを目指してこの国をこうしたいと言っているだけで、わかりきったことばかり言っている。面白くもなんともない。誰がなってもジジイだから、将来は明るくない。

 そんななか、たった一人の若者、家入一真候補(35)だけは違った。

「もともとぼくは引きこもりで、スポーツがダメ。ぼくらみたいなスポーツがダメな奴らはリーダーになれない。だから、同じタイミングで“ウラ(裏)リンピック”やりたい」

 なんなんだ、この発言は。まるで次元が違う。彼はともかく、東京にいっぱいシェアハウスをつくりたいようだ。とはいえ、彼が当選するなんてことは天地がひっくり返ってもありえない。

 というわけで、今週の競馬も同じ。なにを買っていいかわからない。

 まあ、アメリカンジョッキークラブカップということで、アメリカンアンバサダ(駐日米国大使)のケネディ女史の発言でも頼りにしようかと思う。

 この人、お嬢様でまだ56歳というのに、肌はしわだらけなのが、すごく気になる。暮れは京都旅行、お正月は北海道のニセコでスキー三昧と日本を満喫中だが、イルカ大好きということが今回わかった。和歌山県太地町の「イルカの追い込み漁に反対します」とツイッターでやって、議論爆発だ。

 と長くなったが、追い込みが利かない中山で、追い込んでくるのはヴェルデグリーンである。有馬記念はオルフェーヴルと一緒にまくり気味に上がっていって、10着負け。今回も同じように3コーナーからまくり気味にいって、直線追い込むだろう。

「イルカの追い込み漁」には反対だが、「ヴェルデグリーンの追い込み」には賛成だ。で、ヴェルデグリーンから馬連総流し。

 東海ステークスは、太地町にちなんで、「太」がつく太宰が乗るナムラタイタンと、当然イルカは「浜」に引き上げるのだから、「浜」がつく浜中が乗るグレーププランデーの1点勝負。なんか、こじつけすぎかもしれない。

 田中マー君のヤンキース入り「7年間総額161億円」も気になる。ここからいくと、両レースとも枠連1-61-76-73点となる。まあ、これも押さえておこう。

 

AJCC杯&東海S(2014126)回顧

 2レースとも的中です。まず、田中マー君馬券「7年間総額161億円」で、枠連1-61-76-73点を買ったら、東海S6-7 630円が来ました。

 AJCC杯の枠連は外れましたが、馬連の2-1014,960円は的中です。なにしろ、ヴェルデグリーンから総流しです。「3コーナーからまくり気味にいって、直線追い込むだろう」と書いたはずですが、まさかその通りになって万馬券なんですから、笑うしかありませんね。

 これは、イルカ馬券(どこが?)。まあ、「イルカ追い込み漁」がなければ買わないわけですから、馬券を当てるのは、競馬にいくら詳しくなってもまったく意味がないということを、これでわかってもらえますか?

 このあとは、都知事選とソチ五輪ですが、こうなってくると、もうイベント馬券はやめです。といっても、高梨沙羅ちゃんだけは、絶叫応援をするので、サラ馬券だけは買うかもしれません。