G1予想[134]2014年夏競馬、メルマガ予想をまとめてUP 印刷
2014年 9月 28日(日曜日) 17:10
 ここでは、メルマガ「驚天動地馬券」で配信した2014年の夏競馬の私の予想を、まとめて全部アップします。これで、今年の夏の3カ月間の予想を振り返れます。

  ラジオNIKKEI賞、CBC賞(76日)から始まり、オールカマー&神戸新聞杯(928日)まで、日曜日に行われたすべての重賞の予想が、「続きを読む」をクリックすれば,読むことができます。

 

《ラジオNIKKEI賞、CBC賞予想》76

ラジオNIKKEI

 3歳オープン戦でしかもハンデ戦。それなのに、実績からショウナンワダチなどが人気になっていますが、そんなことは無視しましょう。なぜなら、ハンデ戦の前提は、次のCBC賞で述べるように、全馬1着が前提だからです。

 そこで、今回は「前回2着馬馬券法」を奨励します。これは、もっとも単純な馬券法で、前回2着馬から買うということ。見ると、前回2着馬はたった1頭、ピオネロしかいません。

結論:ピオネロから馬連総流し

■CBC

  ハンデ戦というのは、出走馬が全部いっしょにゴールに飛び込む。つまり、全馬が1着になることを前提として、ハンデキャッパーがハンデをつけます。したがって、こうしたレースに本命や対抗、穴があるということはあり得ません。それなのに、予想をするなんてことは、ハンデキャッパー、しいては競馬そのものに対する冒涜です。

 というわけで、このレースは、ただのサイコロ転がしと同じと考えるのが、正しい見方です。ところが、競馬マスコミはそれを無視しています。本来なら、出馬表にシルシを付けてはいけないのです。私は競馬を愛していますので、絶対にそんなことはやりません。

 したがって、今回もまたハンデキャッパーに敬意を評して、前回最低着順馬から買います。該当馬はスギノエンデバーです。前回14着と惨敗していますが、なんとハンデキャッパーはこの馬に全出走馬でいちばん重い57キロを付けました。前回14着馬、しかもハンデがいちばん重い馬が1着になるはずがない、と誰もが思います。しかし、ハンデキャッパーはそうは考えなかったのです。これが、「ハンデキャッパー敬意馬券法」です。ただし、ハンデキャッパーの目が節穴ということはしょっちゅうです。

結論:スギノエンデバーから馬連総流し

 

《七夕賞、プロキオンSの予想》713

七夕賞

 2ちゃんの競馬スレでは、みんな勝手なことをほざいています。たとえば、オートドラゴンとイケドラゴンのドラゴン1点買いなど。しかし、この小僧たちはスレに書き込むだけで、馬券を買いません。

 人間は、リスクを取らなければ、なんでも言えるのです。ネットは、そのようなリスクフリー小僧たちの溜まり場で、そこには意見なんてものはありません。

 というわけで、リスクを取り、しかもそのリターンを期待しないことこそ美しいと考えているオヤジとしては、ドラゴン1点買いなんて死んでもしません。

 もちろん、リスクがいちばん低いマイネルラクリマなんて1ミリも買いません。

 ここは、ヴィクトリースターに決まっています。七夕伝説は「星」(スター)の物語。スターが付くのはこの馬1頭だけです。で、相手はコスモバルバラ、コスモは宇宙。これで、宇宙一のスター伝説が完成です。これが「レース名馬券法」です。

 結論:ヴィクトリースターとコスモバルバラの馬連1点。

■プロキオンS

 こちらも「レース名馬券法」で勝負です。「プロキオン」と言えば、「こいぬ座」のα星。全部で21個ある1等星の1つで、おおいぬ座」のシリウス、「オリオン座」のベテルギウスともに、冬の大三角を形成している星です。なんで夏にこんな名前のレースをやるのか皆目わかりませんが、馬券はここから入ります。

 冬の大三角は、天空の川「天の川」をはさんで形成されています。天の川を挟んで東にオリオン座のベテルギウス、西にこいぬ座のプロキオンがります。

 といわけで、冬の北の空に流れる輝く星の川「ノーザンリバー」で鉄板になります。

 結論:ノーザンリバーから馬連総流し

 

《函館記念予想》720

 ハンデ戦だけに毎年、本当によく荒れます。このイメージが強すぎるだけに、今年も人気は散って、確たる本名馬は不在。どこから買ってもいいというレースになっています。しかし、こういうときは、本当に「どこから買ってもいい」とやると、必ず失敗します。絶対にやってはいけません。

 で、なにをすればいいかというと、どうでもいい1点買いをして、積極的に外すことです。外すために馬券を買うのです。なぜなら、「どこから買ってもいい」でもし的中させると、今後、またこういうレースがあると、同じことを繰り返し、その結果、あなたは地獄にはまるからです。

 予想して当てたいなら、このレースは捨てるべきです。

 さて、私はNHKの番組「歴史ヒストリア」のファンで、これまで見たなかでは、北海道開拓の父と呼ばれる「クラーク博士」の秘話がいちばん感動的でした。クラーク博士と言えば、「少年よ、大志を抱け」です。

 というわけで、ここはアドマイヤタイシで決定です。函館記念とはなんの関係もないのですが、まあ、北海道ということで買います。

 相手は当然ですが、同じアドマイヤのフライト。タイシを抱いてフライトする。これで決まりでしょう。

 結論:アドマイヤタイシとアドマイヤフライトの馬連1

 

《中京記念&エルムステークス予想》727

 またも中国で食品偽装事件が発覚。さまざまな報道がされているが、はっきり言って、これは鶏肉だけの問題ではありません。中国の工場でつくられている加工食品はすべて信用できないと思っていいのです。肉も魚も野菜もすべてです。

 今回の鶏肉に関しては、マック、ファミマだけが上海福喜食品から輸入していたので、ほかのファーストフード、コンビニは大丈夫だと思うかもしれませんが、それは間違いです。全社が中国から仕入れているので、会社が違おうと同じだと思っていいのです。

 私の場合、中国とわかっただけで、どんなものも絶対に食べません。みなさんも、絶対に食べてはいけません。何度も痛い目にあってきた私が言うんですから、本当です。これは、食品だけの問題ではないのです。

 加工するときに使う「水」「油」がすべて汚染されているので、肉の賞味期限がどうのこうのという問題ではないのです。

 というわけで、中京記念とエルムステークスですが、「安全第一」を心がけましょう。といっても、「食の安全」はあっても「馬券の安全」はありません。

中京記念

  マイルのハンデ戦なので、なにを買ってもいいのです。相変わらず競馬メディアはテキトーなことを書いています。調教師や厩舎関係者などのコメントが載っていますが、この時期、みなさん、夏休み気分で気がゆるんでいて、「いい出来だ」「なんの不安もない」など言っていたとしても、まったく信用できません。

 で、今回買うのは、クッカーニャ(田中博)、サダムパテック(田中勝)、ダノンヨーヨー(浜中)の3頭絡みの馬連と3連複です。理由はじつに簡単。

中京記念の「中」が騎手名に入っているのは、この3人しかいないからです。

 結論:クッカーニャ(田中博)、サダムパテック(田中勝)、ダノンヨーヨー(浜中)の3頭絡みの馬連と3連複

エルムステークス

 最近、ネット通販の利用が増えました。以前はアマゾンで本を買う、楽天で名産品を買うぐらいだったのですが、最近は、なんでもかんでもネット通販を利用。それで、毎日のように宅配便クンが、箱を持ってやって来て、ピンポンです。

 出ると、「ここに印鑑をお願いします」「ここですね」「ええそうです」となり、「ご苦労様」で、品物が届きます。

 というわけで、ここは「インカン(印鑑)ネーション」から、馬連総流しです。おそらく、このような理由で馬券を買う人はいないでしょう。だから、買うのです。

 結論:インカンネーションから、馬連総流し

 

《アイビスSD&クィーンSの予想》83

 久しぶりに参加の松井予想は、《クィーンSは過去4年すべて「ア」で始まる名前の馬が優勝しています。今年の出走登録馬で「ア」で始まるのはアロマティコとアイスフォーリスだけです。ですので、クィーンSはアロマティコとアイスフォーリスの単勝勝負です。》という衝撃的なもの。

 これが来たら、本当に脱帽です。

 それより、彼が払戻率を引き下げる競馬増税への批判を書いていますが、これは一里も百里もある、貴重な意見です。日本の政治家は本当にバカです。こんな増税案を出すなら、議員報酬、議員歳費など取り上げるべきでしょう。

 欧米の場合、とくに地方議員なんていうのはほぼボランティアで、議員報酬など100万円ぐらいで、議会はウィークデイの夜開かれます。1000万円以上の報酬をもらい、議会が昼間開かれているなんていうのは、欧米地方自治体から見ると異常も異常です。

 日本は議員天国であり、だから、それを職業にするバカがはびこるのです。

 さて、予想ですが、今回の2つのレースには信じがたいことが起こっています。しかし、毎週、マスコミの予想に毒されるとそれに気がつきません。ここに、今回のヒントがあります。

アイビスサマーダッシュ

 出馬表を見てこのレースの異常さに気がつかない人は、競馬マスコミに毒されすぎています。ではなにが異常なのでしょうか? それは、このレースに前回1着馬が1頭もいないことです。これは未勝利戦ではないのです。れっきとした重賞です。だから、これはきわめて珍しいことです。なのに、出馬表の印やタイム、予想コメントばかり読んでいると、これに気づかないです。

 そればかりか、前回2着馬もバーバラ1頭だけ、それに続く3着馬もメイショウハガクレ、リトルゲルダ、アンバルブラインの3頭だけ。こんなレースはありません。前走の格、タイム、短距離の得手不得手、電撃の1000メートル、直線レースなど、どうでもいいのです。そんなのは予想ファクターたりえません。

 よって、きわめて単純に前回2着馬バーバラから3着馬3頭に、馬連3点勝負です。

 結論:バーバラからメイショウハガクレ、リトルゲルダ、アンバルブラインへの馬連3点で勝負。 

クィーンステークス

 このレースも異常なレースです。なぜなら、前回1着馬が7頭と多すぎるうえ、10着以下の馬が1頭も出ていないのです。前回最低着順馬は、なんと8着のスマートレイアー、同じく8着のコスモバルバラの2頭だけ。たいていのレースでは、前回10着以下の馬(2桁着順馬)が出ていて、だいたいが人気薄となります。しかし、このレースは違うのです。

 こうなると、前回1着馬はすべて無視。2頭の最低着順馬の馬連を買い、この2頭から馬連総流しで仕上げということになります。

 結論:スマートレイアーとコスモバルバラの馬連厚め、スマートレイアーとコスモバルバラから馬連総流し。

 

《レパードS&小倉記念の予想》810 

 あまりの暑さで、アタマはもうろう。モノを考えられなくなっています。こういうときは、シンプルがいちばん。つまり、なーんにも考えないほうがいいのです。もっとも考えたって、馬券が当たるわけではありません。

 しかし、小保方さんというのは、ものすごい「破壊力」がありますね。このウソつきで目立ちたがり女のおかげで、笹井氏は自殺し、日本の再生細胞研究は大きく遅れるのですから、この研究に入れ込んでいた安倍首相も真っ青でしょう。さらに、じつは、マスコミは報道しようとしませんが、景気は大幅に悪化しています。

 もうこうなったら、ホントに考えずに馬券を買いましょう。

レパードS

 ノースショアビーチです。この時期にアジアエクスプレスなんか買えません。アジアに行けば、日本より暑いのは間違いないのです。いまさら熱帯なんか行けません。行っていいのはノースショアだけ。ノースショアなら涼しいでしょう。

 あとは、ジャッカスバークぐらい。これは帆船ですから、海をすいすい走ります。アジアエクスプレスで熱中死するのだけは避けましょう

 結論:ノースショアビーチから馬連総流し。ジャッカスバーク厚目。

小倉記念

 ここは、小保方晴子の最後の破壊力に驚いて、ラストインパクト。笹井氏追悼も含めて買いましょう。あと、マデイラが気になります。マデイラといえば、マデイラワインの産地。大西洋、アフリカ沖にある島で、ポルトガル植民地。青い海と輝く太陽に恵まれているのに、年間平均気温が20℃前後という涼しい島です。そうサッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地でもあります。

結論:ラストインパクトから馬連総流し。マデイラ厚目。

 

《関屋記念の予想》817

 最近、見ているだけで不愉快になる「ゆるキャラ」と「タレント」がいる。

 ゆるキャラのほうは「ふなっしー」、タレントのほうは能年玲奈だ。

 はっきり言って、ゆるキャラは多すぎる。全国いたるところにいる。こんなに多くていいのかと思う。その中で、もっともバカバカしいキャラがふなっしーだ。お呼びでないのに出てきて、すぐ飛び跳ねては騒ぐ。一刻も早く消えてほしい。

 一方の能年玲奈。『あまちゃん』のヒロインだが、人をなめすぎている。それは、態度と話し方に現れている。たとえばトーク番組で、なにか質問されると、必ず間合いをとり、「ええ」とだけ答えればいいところを、「えっ、えー」と言う。「これ好きなんですか?」と質問されると、「はい大好きです」とだけ言えばいいのに、うなずきながら、「えっ、えー、わたし……やっぱり……、だい……好きです」なんて、言葉を区切った言い方をする。明らかにキャラをつくっているのがわかる。しかも、バレないと思っている。さらに、「私、20歳の純真な女の子でーす」というキャラに自分で酔いしれているのだから、救い難い。

 自分の娘だったら、張り倒しているだろう。こちらも早く消えてほしい。

 というわけで、関屋記念だが、ショウナンアチーヴとタガノブルグの3歳馬2頭の馬連1点をまず買う。その理由? 3歳馬がこの2頭しか出ていないこと。こういうときは、必ず買うべきなのだ。

 ちなみに、8歳馬も2頭、4歳馬も2頭だけだ。こういうときは、もっとも若いほうを買う。なぜなら、いまは夏休み、子供の季節だからだ。

 続いて、ショウナンアチーヴから馬連総流しをかける。なんてったって、夏休みは、海の季節、湘南の季節。私は湘南育ちなので、小学生のころは、毎日、海に行っていた。

 ふなっしーと能年玲奈は一刻も早く消えてほしいが、ショウナンアチーヴは消えてほしくない。そうして、永遠に夏休みが続いてほしい。

 

《北九州記念&札幌記念の予想》824

札幌記念

 札幌競馬場は、ご存知のように洋芝。野芝との組み合わせのオーバーシードではなく、洋芝オンリー。日本特有の野芝だけのコースは硬い馬場となり、時計が速くなりますが、洋芝は時計がかかり、パワーが必要になります。

 ということで、今回は本当にまっとうに予想をし、ゴールドシップで鉄板です。相手はスーパームーン、トウケイヘイロー、エアソミュールの3頭。ハープスターは来なくていいのです。来ると凱旋門賞に行かざるをえなくなり、そうすると、馬場適正からいって欧州の馬場では通用しないからです。

 ゴールドシップの圧勝というレースを、ファンでもないのに期待するしかない札幌記念。とりあえず、ゴールドシップの単を買い、その後、上記3頭への馬単(馬連ではなく)を買います。ここで、ゴールドシップが来なかった場合は、この馬を一生買いません。その場合は、おそらくゴールドシップというのは「馬」ではなく、「ほかのなにか」としか思うほかないからです。

北九州記念

 札幌のゴールドシップが鉄板なので、こちらは見るだけにします。ただ、バーバラ、アイラブリリ、リトルゲルダ、メイショウスザンナの4頭の馬連を買うのも一考です。この4頭、アンダーラインで示したように、ぜんぶ、「女の子」名前がついています。このように、統一感を持って馬券を買うようになると、競馬がギャンブルでなくなります。

 ギャンブルでなくなったときに、じつは馬券が的中するようになるのです。

 

《新潟2S&キーランドC予想》8月31

 これまでいろいろな「馬券法」を紹介、試してきましたが、今週の2重賞は「今日はなんの日?馬券法」でいくことにしました。まず指摘しておきますが、このような馬券法が、データに基づく予想馬券法と比べて劣っているという事実はありません。

 競馬は予想して楽しめますが、馬券が外れると地獄行きです。しかし、この種の馬券法で買った馬券が外れても、地獄行きにはなりません。このことがいりばん大事です。

 では、今週の2重賞が行われる831日は、なんの日でしょうか?

 じつは、この日は歴史的な大きなイベントはなにも起っていないという珍しい日です。で、取り上げるしかないのが、日本に数多くある「語呂合わせの日」で、これによると831日は「野菜の日」です。これは、全国青果物商業協同組合連合会など9団体の関係組合が1983年に制定したもので、「や(8)(3)(1)」の語呂合せです。

 というわけで、2重賞とも、(8)(3)(1)の枠連、(1)-(3)(1)-(8) (3)-(8)3点を買えばOKです。ほんと、こんな簡単な買い方はありません。これで、何時間も予想して、結局外すという壮大な時間の無駄をしなくてすみます。

 予想しないで当たるのですから、当たれば天国です。

新潟2S

 おそらくアヴニールマルシェが1番人気でしょうが、なにが来るかはわかりません。2歳馬だけに、新聞にはどの馬に関しても、いいことしか書いてありません。気をつけましょう。

キーランドC

 サマースプリントシリーズ第5戦。シリーズチャンピオンがどうなろうと、馬券とはなんの関連性もありません。なのに、「◯◯はチャンピオン狙い」などと書いている新聞は馬券予想をしていないのと同じです。こちらも気をつけましょう。

 

《新潟記念&小倉2Sの予想》97

新潟記念

 何度も言っていますが、馬券予想のために、競馬情報を集めるのは無駄です。新聞やサイトの競馬記事をいくら読んでも、テレビの評論家予想をいくら聞いても馬券は的中しません。また、専門紙、専門書を読むのはもっと無駄です。

 そんなことをするくらいなら、「花子とアン」を毎朝見ていたほうが、馬券は当たります。「花子とアン」もいよいよ終わりが近づき、やっとハナは「赤毛のアン」を手渡され、その翻訳を始めます。

 というわけで、「赤毛のアン」から「赤」=「3」枠、「赤毛のアン」の本題「アン・オブ・グリーンゲーブル」から「グリーン」(緑)=「6」枠が、今週の鉄板枠となります。枠連の「3-6」勝負です。1点だけではいやな方は、「3」枠流しをかけてください。

小倉2歳ステークス

 こちらは、今週、最大の話題となった「錦織圭、全米オープンで96年ぶりのベスト4進出」から、「4」枠心中です。デング熱の代々木公園(よよぎ)の「4」も後押しします。安倍改造内閣で女性閣僚が5人誕生したので「5」を厚めに、枠連「4」枠総流しです。

 

《京王杯オータムH&セントウルSの予想》914

 出馬表を見て、「どうやったら当たるだろうか?」と考える人はいても、「どうやったら外れるだろうか?」と考える人はいません。ところが、「どうやったら当たるだろうか?」では馬券は当たりません。そこで、「どうやったら外れるだろうか?」と考えるほうがいいのです。このことがわかると、あらゆる物事からあなたは自由になれます。

 ところで、とうとう朝日新聞が謝罪してしまい、非常に残念です。これで他メディアは「朝日叩き」ができなくなり、大きな材料を失ってしまいました。なんでこんなことをするんでしょうか? 朝日はずっと頰被りして、間違った報道を続けてほしかった。

京王杯オータムH

 さて、このレースを「どうやったら外れるだろうか?」と考えると、もっとも来そうもない馬はアーデントです。前走のエプソムカップは14着惨敗のうえ、なんと3カ月の休養明け。これでは来るはずがありません。よって、アーデントから馬連総流し。

セントウルS

 京王杯と同じくどうやったら外れるだろうか?」と考えると、ここでもっとも来そうもない馬はプリンセスメモリーです。前走のヴィクトリアマイルは18着しんがり負け。しかも4カ月の休養明け。来たらどうかしています。よって、プリンセスメモリーから馬連総流し。

 

《セントライト記念&ローズSの予想》9月21

セントライト記念

 皐月賞馬、ダービー2着馬が仕上がり万全で負けると考える人はいないでしょう。となると、馬券は相手探し。これが誰でもやることです。イスラボニータに関しては、最近、イスラム国がニュースなので、間違いなく来ると考えている人間もいるようです。(ぜんぜん関係ないですが)

 というわけで、ここは、イスラボニータ以外の全馬の単勝を買うという、もっとも愚かな買い方をします。こういうことをやっておかないといけないのです。その理由は、愚かさこそが勝つために唯一に必要なことだからです。

 それでもなお、イスラボニータを買いたいなら、このカリブ海の「美しい島」での必需品であるサングラスとの1点勝負(馬連)をおすすめします。

ローズS

 ここもオークス馬であのハープスターを負かしたヌーヴォレコルトを外す人間はいないでしょう。しかしやはり、ヌーヴォレコルトは買わないのです。その理由は「外す理由がない」からです。外す理由がないから外す。このパラドックスがわからない人は、馬券で永遠に負け続けます。

 では、なにを買うか? それは3頭いるアドマイヤ、アドマイヤアロマ、アドマイヤシーマ、アドマイヤビジン(同一馬主3頭出し)の馬連3点です。これほど愚かで、なんにも考えない買い方はありません。私といっしょにぜひ、試してください。

 

《オールカマー&神戸新聞杯の予想》928

 オールカマーは産経賞が付き「産經新聞社」が賞を提供。神戸新聞杯はその名のとおり「神戸新聞社」が賞を提供している。というわけで、今週は、「新聞」がキーである。

 新聞といえば、いまやサンドバッグ状態になっているのが朝日新聞。このままいくと、暮れの朝日杯は大荒れ必至だ。と、それはいいとして朝日撃沈で溜飲を下げているのが産経。もはや恐いものなしだから、「なんでも来い」のオールカマーになるだろう。一方の神戸新聞は地方紙の優等生だったのは、いまは昔。傘下のデイリースポーツとともに、最近の経営は思わしくない。

 したがって、こちらは荒れたら困るので、大本命が来るだろう。

オールカマー

 というわけで、産経新聞はいまや「信じられる唯一の新聞」になった。そこで、狙うのはトラストワン。「うちの新聞一紙だけを信じて」と言うトラストワンから馬連総流しをかける。

 なお、産経のサンケイから「サン」3枠総流しという手もあるが、これは毎年使われている古い手法で、今回はやはりトラストワンの「ワン」に賭けよう。

神戸新聞杯

 しかし、神戸新聞杯のある週に、なぜ、神戸の凶悪事件の犯人がつかまるのだろうか? 君野容疑者47歳。枠4-7を買うわけにはいかない。美玲ちゃん6歳の6枠流しなどもってのほかだ。

 しかし、小学校1年生の女の子が犠牲になっただけに、ワンは買うべきだ。なぜならたったひとつのかけがいのない命だからだ。結局、ワンアンドオンリーは絶対に勝つ。鉄板だ。単勝と馬単総流しでいい。

 こうして、オールカマー、神戸新聞杯とも「ワン」を買うことになりました!