G1予想[147]高松宮記念(2015年3月29日) 印刷
2015年 3月 27日(金曜日) 15:05

馬を選ぶのも枠を選ぶのも同じ

「1枠」から枠連総流し

 馬券を買うとき、出馬表を見ないで買ったことが何度もある。馬券はただの数字だから、枠連だけのころはよく出目で買った。前レースで出た目のどちらかから買うなどは、本当によくやった。出目は連動すると思っていたからだ。また、前半のレースで1-22-31-3など内枠ばかり出ていると、5枠以下を切って、1枠から4枠までの枠連全通りを買い続けるなどということもやった。さらに、自分の誕生日、家内・娘の誕生日などでも買った。

 競馬場にいくときに乗った電車の切符のナンバー、タクシーのナンバーで買ったこともある。

 

 そうしてみてわかったのは、そのような買い方で的中する確率と、出馬表を見て何時間も考えて予想して的中させる確率は、ほぼ変わらないということだった。つまり、馬券的中には予想など不要なのである。馬券を的中させるための法則などはなく、馬券は常にランダムウォークなのである。もちろん、強い目があったり、ゾロ目が多く出たりしたりすることはある。しかし、それも一時的なことにすぎない。

 

 高松宮記念は言うまでもなく、高松宮宣仁親王を記念したレースである。

 しかし、高松宮家は、いまはもうない。宣仁親王が亡くなられ、喜久子妃も亡くなったために、断絶となった。

 高松宮宣仁親王にはよく知られた子供のころのエピソードがある。昭和天皇の4兄弟は仲がよく、天皇が将来の皇位継承者として弟宮たちとは別に育てられることになったとき、弟宮たちは寂しがった。それで引っ越しの前日、みんなで「明日雪が降りますように」と祈った。そうしたら、本当に雪が降り大喜びしたというのだ。

 というわけで、春がやってきたのに「雪」=「白」で、「1枠」から馬連総流しをしてみる。このほうが、単に「春は桜」ということで、たとえば桜花賞で「8枠」から総流しするより、よほど風情があるのではないだろうか?

 馬券は、馬を選んでも枠を選ぶのも結果は同じだ。的中か不的中しかない。

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■奇才3人衆[松井政就、山田順、田畑良彦]による「驚天動地」馬券。

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