ゴールドシップ、キズナ、2頭とも来ない春

　ゴールドシップ、キズナ、アドマイヤデウス、デニムアンドルビーなどが人気です。なかでも、ゴールドシップ、キズナの2頭に人気が集中しています。ただし、伏兵も多彩で、ラストインパクト、ウインバリアシオンなども穴人気になっています。

　こうなると、どのように買うかと頭を悩ませるわけです。この1週間、ずっと考え続け、まだ結論が出ていない方が多いと思います。

　とくに、ゴールドシップが来るか来ないで、いまだに悩んでいる方が多いと思います。これまで、この馬は何度も期待を裏切ってきたので、不愉快な思いをしたファンの多さではG1馬の筆頭です。今回も、来たらあっさりだし、来なかったら来ないで、それだけです。結果は来るか来ないかの「2択」しかないのです。

　よって、来るとして買って来なければ「負け」。来ないとして買って来たら「負け」となります。これは、「入り口を間違えれば出口も間違える」という鉄則で、けっしてやってはいけないことなのは言うまでもありません。

　今回、ゴールドシップは1枠1番に入りました。そこで、「逃げる」と考える人間が多く、「横山典なら逃げ切るだろう」とのことで、人気が上がっています。たしかに、逃げれば勝てるような気がします。

　しかも、勝つならあっさりでしょう。最後の直線、スパートして、後続においでおいで。キズナが差を詰めたところがゴールという、面白くともなんともない「美しい決着」になるような気がします。

　したがって、こういうときは、ゴールドシップはもとよりキズナも外して買います。そうすれば悩む必要はなくなり、まったく違う見地から、このレース考えることができます。たった一人の外人騎手ルメールのラブリーデイから買う、まさかの2枠（黒）に入ったネオブラックダイヤから買う、第150回なので枠連1-5、馬連1-5を買うなど、なんでもいいのです。

　そこで、今回は、サウンズオブアース、アドマイヤデウス、スズカデヴァイスの3頭の馬連、馬単、3連複、3連単買いに決定。単純に4歳馬3頭を買うわけです。たまには、4歳馬同士の美しい決着を見たいものです。