G1予想[155] 第65回安田記念(2015年6月7日) 印刷

枠連6-76-87-83-63-73-86

 

 じつは先週の527日に、家内のかかりつけの東京女子医大の消化器外科で胸・腹・骨盤のCT検査を受けた。そして結果が出た29日に、水腎症と診断され、腎臓と膀胱をつなぐ尿管にステントを入れる手術を受けた。

「クレアチニンの数値が3.0を超えています。尿管狭窄で腎臓が肥大しています。このままでは腎機能が低下する一方ですので、すぐにでもステントを入れたほうがいい。今日やりましょう」

 と、外科から泌尿器科にまわされて、そこの担当医が言った。

「まさか今日?」と思ったが、早い方がいいので、急遽、手術を受けることになった。時間は約1時間。その日に帰宅できたが、かなりショックだった。

 

 水腎症とは、腎臓でつくられた尿の流れがせき止められ、尿管や腎臓の中に尿がたまって拡張した状態を言う。拡張の程度はさまざまだが、尿管狭窄によって腎機能が低下するので、放置しておくと敗血症になったりする。原因としては腎尿路の結石、腫瘍、炎症が考えられるというが、私の場合、両方の腎臓とも水腎症になっているので結石ではないという。いずれにしても、原因検査の結果は来週の診断でわかることになっている。

 

 この2月以来、私はお腹の調子が悪く、気持ち悪さ、吐き気が続いていた。そこで、まず、近所の内科・胃腸科に行った。そして胃薬や吐き気止めのクスリをもらった。その後、胃カメラをやってもらったが、胃も十二指腸もきれいだった。

 そこで医者は首を傾げ、「まあ、大丈夫でしょう。様子を見ましょう」と言って、またクスリ(ムコスタ、ナウゼリン)をくれた。

 しかし、治らなかった。そこで、もう一軒、近所の別の内科医に診てもらい、経過を説明したところ、「ストレスではないでしょうか」と言われ、「食事はゆっくり、よく噛んでください。睡眠をちゃんと取ってください」と付け加えられた。そうして、またクスリを処方された。

 前記した胃カメラの結果に加え、1年前に下部内視鏡の検査をして腸は問題なかったことを告げたので、結局、その医者は「ストレス」と言う以外なかったのだろう。もちろん、ここでもらったクスリも利かなかった。

 

 それから1カ月、症状はまったく回復しないので、これはダメだと、女子医大でCTを取って、血液の精密検査をしてもらうことにした。そして、水腎症とわかったのである。

 今回のことで、近所の町医者がいかにいい加減か思い知った。自分から動かないかぎり、いまの時代、自分の健康は守れない。ともかく、検査をしてよかった。

 

 というわけで、安田記念である。

 馬券は予想では買わず、そのときどきの自分勝手な理由で買う私としては、今回は「水腎症」で買う以外に方法はない。腎機能を見るクレアチンの数値の正常値は、下が0.69で上が1.06である。現在、3.0を超えている数値が、この範囲に戻らなければならない。かつての健康診断では私の数値はだいたい0.6から0.8の間だった。

 そこで、ここを目標として、枠で6」「7」「8がらみを買う。6-76-87-83点で勝負だ。

 ただ、1番人気になっているモーリス(3」枠)は、破竹の3連勝馬だけにここにも流す。3-63-73-83点を追加する。