G1予想[041] 第71回 菊花賞(10月24日) |
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2010年 10月 21日(木曜日) 21:26 |
ローズキングダム、トウカイメロディの2頭は強い! 先週の秋華賞で時事馬券を買うことにし、「円高」1ドル81円から、1と8を想定して、馬など無視して数字だけで1-8の枠連、馬連などを買ってみたら、かすりもしなかった。また、時事馬券ファンが盛り上がっていた「33人奇跡の生還」(チリの鉱山生き埋め事件)からの3絡みも、まるで関係なかった。 アパパネは、問題なく強かったと言うしかない。
さて、今週の菊花賞だが、もう一度「円高馬券」1-8(枠連、馬連)を買おうと思っていたら、なんと1ドル80円になってしまった。0という数字は馬券にないから、結局、円高馬券は成立しないと判断、今週は昔ながらに、オーソドックスに予想してみることにした。
枠順が発表になったので、さきほどまで出馬表を見ながら、30分ほど考えていた。ただ、真面目に考えれば考えるほど、馬券は当たらない。とくに長い時間考えたときほど、当たらない。そこで、30分で打ち切った。 以下、30分間考えてみたことを書くと、次のようになる。 やはり、ローズキングダムは強い。ダービーでのクビ差2着を前走の神戸新聞杯でひっくり返したことを考えると、外すわけにはいかない。昔、神戸新聞杯は2000mで勝馬が菊に直結しないこともあったが、いまは2400m。成績は即、菊に結びつく。父キングカメハメハなら、距離面の心配もないだろう。しかも、ダービー馬エイシンフラッシュ(牡3=藤原英厩舎)が取り消してしまったので、さらに有利。 冷静に考えて、この馬を外す理由はない。
続いては、北海道で3連勝した上がり馬トウカイメロディ。この馬も相当強そうだ。3連勝の内容もよく、父もチーフベアハートだから距離も問題ないだろう。チーフベアハートといえば、BC馬だが1998年のジャパンカップで来日して、エルコンドルパサーの4着に負けている。このときはラシックスが使えなかったので、能力が発揮できなかったと言われた。
ほぼこの2頭の一騎打ちではないだろうか。展開を考えると、3角からまくり気味に直線で先頭に立ったトウカイメロディを、武豊ローズキングダムが差して来る。そんなシーンが目に浮かぶ。ローズキングダムが、果たしてゴール前で逆転できるかどうか? そんな菊花賞になるだろう。
3番手は、成績から見るとヒルノダムール。前走札幌記念では出遅れが響いて4着だが、先着を許したのは古馬の一級戦ばかりで、頭差で競り負けたアクシオンは宝塚記念の3着馬。当然、出走馬中、この世代の2番手の評価をするしかない。しかし、父がマンハッタンカフェというところに難点がある。マンハッタンカフェは自身が菊花賞馬なのに、産駒はなぜか長距離が苦手だ。 したがって、アロマカフェ、ゲシュタルト、シルクオールディーなどもマンハッタンカフェ産駒なので、信用し難い。中距離までではないか。同じく、血統から考えると、アグネスタキオン産駒のクォークスターも中距離馬で3000mはきついのではないかと思う。
これなら、父が凱旋門賞馬バゴのビッグウィーク、ゼンノロブロイ産駒のトレイルブレイザー、モンジュー産駒のリリエンタール、スペシャルウィーク産駒のレーヴドリアン、グラスワンダー産駒のシルクアーネストなどのほうが、成績はどうであれ、買ってみる価値はある。
というわけで、ローズキングダム、トウカイメロディの2頭をアタマの3連単で、3着にビッグウィーク、トレイルブレイザー、リリエンタール、レーヴドリアン、シルクアーネストを置いた10点買い。こんなところでいいのではないだろうか。これ以上考えても仕方ない。
それにしても今回のポスターはひどい(コピーの意味も不明) 第71回 菊花賞(京都競馬場3000メートル芝)
1(1)ヒルノダムール 57 藤田 1(2)レーヴドリアン 57 福永 2(3)クォークスター 57 藤岡佑 2(4)ネオヴァンドーム 57 武 幸 3(5)シルクアーネスト 57 松山 3(6)ビッグウィーク 57 川田 4(7)ミキノバンジョー 57 太宰 4(8)トレイルブレイザー 57 和田 5(9)シルクオールディー 57 四位 5(10)ローズキングダム 57 武 豊 6(11)リリエンタール 57 安藤勝 6(12)ビートブラック 57 幸 7(13)ゲシュタルト 57 池添 7(14)コスモラピュタ 57 津村 7(15)トウカイメロディ 57 吉田隼 8(16)カミダノミ 57 小牧太 8(17)アロマカフェ 57 柴田善 8(18)サンディエゴシチー 57 浜中
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