G1予想[057]第72回優駿牝馬/オークス(2011年5月22日) 印刷
2011年 5月 19日(木曜日) 12:24

アカンサスとシシリアンブリーズ、スイートピー賞1、2着馬の1点勝負

 

 桜花賞馬マルセリーナと2着馬ホエールキャプチャは健在で、調子もいいと伝えられているから、そのまま1、2番人気に。ただし、3番手以下は、大混戦と言ったところ。前走フローラSを勝ったバウンシーチェーンと2着のマイネソルシエール、桜花賞4着のメデタシ、桜花賞6着のハブルバブル、スイートピー賞の勝馬アカンサス、忘れな草賞の勝馬エリンコートなどが目につく。

  さて、ではどうしよう?と、当日までファンなら悩むに違いない。

 しかし、悩むだけ時間の無駄だ。先週のヴィクトリアマイルで「1.5倍でもブエナビスタの単勝を買う」なんて、十年以上もやらなかったことをやってみたら、案の上、首差負け。ギャンブルとしての競馬は、こんなものだ。

  ギャンブルにおける未来図は、予想してその通りになる未来図とならない未来図の2通りしかなく、ならない方の未来図のほうが圧倒的に多い。これは、予想の仕方が悪いのでなく、そもそも競馬がそういうものの上に成り立っていないからだ。

  一般の人間は、競馬を予想して当てるギャンブル、ゲームと考えている。しかし、競馬自体は、そういうものではない。ここに法則性や理論を持ち込むこと自体が間違っている。勝馬を探す法則を見つけたい、馬券を当てるためのルールはないのか?と考えるなら、そんなものはないのだから、やめたほうがいい。

  で、今回のオークスだが、アカンサスとシシリアンブリーズの1点(馬連)だけを買うことにした。その理由?それは、この2頭が、前走スイートピー賞の1、2着馬だから。たったこれだけ。スイートピー賞のレベルがどうかなんてことまでは考えていない。桜花賞1、2着馬をそのまま買う人間が多いなら、それと同じ理屈だ。

  誰も桜花賞よりスイートピー賞が上なんて考えないだろう。

  今回は、 マルセリーナとホエールキャプチャを買わないことが、最大のポイントと考えた。

   ところで、先週5月14日(土)、久しぶりに東京競馬場に出かけ、ダービールームで観戦した。以下は、そのときとった写真。