G1予想[062]第45回スプリンターズS(2011年10月2日) 印刷
2011年 9月 29日(木曜日) 21:25

枠連、馬連とも3-5。3連単、3連複は3-5-9で勝負

 

  アーネストリーが制した宝塚記念から3カ月がたち、世の中も季節も大きく変わった。

  日本村では、なんと、どじょうが首相になり、案の定、被災地の復興は進まず、おまけ に増税旋風が吹き荒れ出した。そして、世界グローバルビレッジでは、ギリシア村の破綻が刻々と迫り、じきに欧州広域村(EU)は空中分解しそうな感じだ。 そんななか、新興国の村々の経済も次々に失速、世界恐慌の二番底は確実に迫ってきた。


  こうなると、アメリカ帝国村は本当に復活しないのか? 中国傲慢村もまた失速してしまうのか?ということが気になるが、どうやら、そうなりそうな気配だ。最近のオバマ「イエス、ウイキャン」大統領は、明らかに 焦っている。また、先の中国版ダボス会議(大連で開催)で中国政府関係者は強気だったというが、すでに国内不動産バブルは崩壊が始まっている。アメリカ、 欧州の次は、中国が莫大な不良債権の山を築くだろう。

  そんなこんなで、このまま行くと、日本もギリシア化は必須だ。国債の未達が起これ ば、円も株も暴落し、大インフレがやってくる。失業率は跳ね上がり、年金も崩壊、公務員の大幅な首切りという大混乱に突入する。それは明日なのか、それと も3、4年先になるのかは、誰にもわからない。しかし、どじょうには打つ手はないだろう。


  しかしだ。

  なにがあろうと競馬は続いていく。馬は走り続ける。世界恐慌といったところで、戦争ではない。日本が財政破綻するとしても、それは単に貧しくなるだけだ。今年の有馬記念、来年のダービーがなくなるなんてことはありえない。

  だから、予想は続けなければならない。

  とういわけで、今週のスプリンターズS。同じ日には、崩壊寸前のEUフランス村で凱旋門賞があり、こっちのほうが面白そうだが、シンガポール村から世界最強のスプリンター、ロケットマンがやってきたので、俄然、注目だ。


  経済が発展すると馬も強くなる。かつての日本村、いまのドバイ村を見れば、それは明らかだ。ドバイ村の発展がなければ、いまの欧州競馬は続いていない。では、シンガポール村はどうだろうか?

  シンガポール村では、国民1人あたりのGDPは、すでに日本村を上回っている。マリーナベイサンズもオープンし、先週はF1シンガポールグランプリもあった。いまや、シンガポールはアジアNO.1の輝きを誇っている。

  ということは、ロケットマンは豊かな村から、わざわざ日本という斜陽村にやってきたということになる。当然、勝たなければならないだろう。

 


昨年のKranji Stakesを勝ったときのロケットマン (写真:http://formguide.cyberhorse.com.au/

 

 さて、予想に入る。

  当然だが、ロケットマンは買わない。というか、今回は馬はどうでもいい。結論から書くと、今回は馬でなく、数字で買うことにした。


     枠連で、3-5の1点。馬連でも3-5を買い、それに3-9、5-9を加えた3点。

    さらに3連単と3連単の3-5-9の1点ずつ。

    全部でたった6点にしてみた。


  では、なんでこうなるのか? それは、今回の出走馬に「数字馬」が多いからだ。以下、そうした馬を列記し、アンダーラインでその馬名が表す「数字」を示す。

  エーシンヴァーゴウ(5)  

  ダッシャーゴーゴー(5)

 フィフスペトル(5)

 サンカルロ(3)

 サンダルフォン(3)

  ラッキーナイン(9)

  というわけで、これらの馬がどの枠番、どの馬番に入ろうとも、それは無視して、以上の数字馬券を買うことにした。