G1予想[067] 第31回ジャパンカップ(2011年11月27日) 印刷
2011年 11月 23日(水曜日) 04:02

シャレータの逃げ切り!差せるかデインドリーム

 

    

 

 毎年、ジャパンカップの週になるたびに、去りゆく秋への寂寥を感じてきた。しかし、今年は妙に暖かい。秋が深まって、やがて冬が来るという感じがしない。昔は、ジャパンカップ当日、競馬場に行くために家を出ると、ひやっとした冷気を感じて、思わず身が引き締まったものだ。

 こんな豪華なメンバーがそろったジャパンカップは過去にあっただろうか?

  なにしろ、凱旋門賞馬とドバイワールドカップ馬がそろって参戦する。欲を言えば、ここに、ブリダーズカップ・ターフを勝ったセントニコラスアービーと、エリザベス女王杯の勝馬スノーフェアリー、そして日本の三冠馬のオルフェーヴルがいてほしかった。もしそうなったら、どの馬を買っていいか、まったくわからなくなっただろう。

 

 では、予想。

  今回は、まっとうに考え、そのとおりに買ってみることにした。だから、おそらく当たるはずがないが、以下が、私なりのまっとうな考え方である。

  もし、凱旋門賞が世界一のレースとするなら、ここはどう考えても凱旋門賞馬デインドリームが勝たなければならない。なにしろ、凱旋門賞は2分24秒49のコースレコードで圧勝の5馬身差である。しかも、今回もまた、3歳牝馬の有利さで、53キロで出走できてしまう。絶対に外せない。

   ドバイワールドカップも世界一のレースである。とすれば、ヴィクトワールピサも外せない。しかし、休養明けだけに、割り引くしかない。とすると、デインドリームの相手になるのは、ヴィクトワールピサはもちろんだが、天皇賞組の1着のトーセンジョーダン、3着のペルーサ、4着のブエナビスタ、5着のトゥザグローリーが考えられる。

 

  しかし、デインドリームを負かすまでいくとは思えない。もし、デインドリームと同じ位置から、直線で差し切りを狙ったら、あの凱旋門賞で見せた足にかなうはずがないからだ。ブエナビスタでさえ、差し比べなら劣ると思える。

  となると、唯一デインドリームに勝てる馬は、デインドリームのはるか前を走る馬だ。凱旋門賞2着のシャレータは、単騎で逃げられる可能性がある。しかも、この馬も3歳牝馬なので、53キロで出走できる。すると、うまくいけば逃げ切りまである。この馬に賭けるしかないだろう。

 

  というわけで、まずシャレータの単勝を買う。次に馬単で、相手筆頭はデインドリーム。続いて、ヴィクトワールピサ、ブエナビスタ、トーセンジョーダン、ペルーサ、トゥザグローリー。もちろん、馬連でもこの馬単の組合せを押さえる。

  3連単、3連複も買いたいので、これは、シャレータ、デインドリーム、ブエナビスタ、牝馬3頭の組み合わせに絞ってみた。