G1予想[077]第17回NHKマイルカップ(2012年5月6日) 印刷
2012年 5月 02日(水曜日) 00:13

ガンジス中心、相手はカレンブラックヒル、ゴールデンムーン

この3頭がらみの馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単ぜんぶ買う

 

 オルフェーヴルは来ないと、完全ノーマーク。指名したのは逃げ馬ゴールデンハインド。しかし、ビートブラックは視野の外だった先週の天皇賞。なにより、石橋脩騎手があのような乗り方を考えていたとは、知るよしもなかった。メディアはいったい、なにを取材しているのだろう。レース前に、彼のコメントをキチンと取材したメディアは1社もなかった。

 さて、今週のNHKマイルカップは、ガンジスが中心。相手は、カレンブラックヒルとゴールデンムーンに決めた。この3頭の組み合わせを、馬単、馬連ワイド、3連複、3連単ぜんぶ買う。

 最近、イベント馬券という考え方になってきた。世の中の出来事、トレンド、私事、すべてを含めて、そのなかからピンと来たイベントから馬券を買ってみる。これまで、成績、調子、血統、展開など、およそデータと呼ばれるものはすべて無視してきたおで、この買い方がなぜかいちばんすっきりする。ともかく、この馬券予想の最大のテーマは、なんの論理的根拠のないことにお金を賭けられるか?だから、これでいいのではないだろうか。

 ガンジスを買うのは、今週、娘がインドに旅行にいっているから。たったそれだけの理由だ。そうしたら、今週、インドには、日本政府の主要閣僚、玄葉光一郎外務相、枝野幸男経済産業相、自見庄三郎金融担当相も行っていた。日本とインド両政府は4月30日、経済協力の強化を目指す「閣僚級経済対話」の初会合をニューデリー市内で開き、インフラ整備を含めた経済協力をさらに進めることで一致したのだ。なにをいまさら出遅れているのか?という感じだが、今後、ますますインドの時代になるのは間違いない。

   聖地バラナシのガンジス川(Wikipediaより)

  ガンジス川は、誰もが知っているインドの大河。ヒンディー語やサンスクリットではガンガーと呼び、ヒンドゥー教の川の女神の名前だ。そこで、インド関連馬を探すと、カレンブラックヒルのブラックヒルはネパール産の番犬の品種。ネパールはガンジスの源、ヒマラヤ山系。さらに、ゴールデンムーンは、ガンジス河を照らす黄金の月だ。この3頭で決まりだろう。

  また、次のスポニチに記事も味方する。

 【NHKマイルC】馬名の最初に濁点が大暴れ?

 NHKマイルCは近年、馬名の最初に濁点、半濁点の付いた馬が大暴れしている。07年ピンクカメオ(半濁点)から、昨年のグランプリボス(濁点)まで目 下5連勝中だ。08年は最初に濁点の付いた馬によるワンツースリー決着(ディープスカイ、ブラックシェル、ダノンゴーゴー)だった。今年、この好相性馬名を持つのはガンジス、ジャスタウェイ、ブライトラインだけ。単勝を狙うならこの3頭だ。