12/11/06●あの『ネイチャー』誌が「ほら吹き研究員」にだまされた日本のメディアを痛烈批判 印刷

iPS細胞の研究による山中伸弥教授のノーベル賞受賞を、汚してしまった読売新聞の一面報道。そして、読売と大差のないことがバレたた新聞。こうした日本のメディアを世界有数の科学ジャーナルである『ネイチャー』が痛烈に批判している記事を掲載した。

  「iPS細胞を心不全の患者に臨床応用した」とした「ほら吹き研究員」森口尚史氏に、なぜ、ころりと騙されたのか?

  『ネイチャー』誌は、次のような皮肉を込めたアドバイスも送っている。

  

  ・まずは、論文を読む。 ・論文には共著者の名前も書いてあるので本当に論文中の研究を行ったのかどうか確かめる。 ・他にも記載されている資金供与者に連絡すれば実験に使用した資源が本当にあったのかどうか調べる。 ・肝心なのは論文執筆者とは協力していない他の研究者にその研究の重要性や実現可能性について話を聞く。

  日本のメディアは、このようなことをまったくやっていなかったというわけだ。

  (参照ブログ):http://sek-kai-oh.blogspot.jp/2012/11/blog-post.html