12/11/08●タブレット端末の販売台数で「アンドロイド」が初めて「iPad」を上回る 印刷

調査会社のBCNが11月7日発表したタブレット端末の販売台数国内シェアで、10月に「アンドロイド」端末が「iPad」を初めて上回ったことがわかった。2010年5月の発売時から[iPad]がほぼ一貫して5割超を占めてきたが、グーグルの「ネクサス7」が9月25日に売り出されると、10月のシェアは、iPadの40.6%に対し、「ネクサス7」を含む「アンドロイド」端末が58.1%と逆転した。

 

  「ネクサス7」のシェアは公表されていないが、製造している台湾のエイスースのシェアは、ほかの端末の分も含めて37.1%と大きく伸びており、そのうちの大半が「ネクサス7」とみられている。今後、アマゾンもアンドロイド搭載の「キンドルファイア」を税込み1万2800円で売り出し、マイクロソフト「ウィン ドウズ8」を搭載したタブレット端末も続々発売される見通しで、「iPad」の独走状態は崩れる可能性が強い。