12/12/30●2012年の出版物の売上1兆8000億円を割り込み、ピーク時の3分の2に! 印刷

2012年の出版物の売上が1兆8000億円を下回ることが確実になった。出版科学研究所がこのほどまとめたところによると、今年度に国内で出版された書籍と雑誌の売上の合計は、推定で17440億円程度と、去年よりおよそ600億円減る見込み。

 これは、1986年(昭和61年)以来、26年ぶりのこと。日本の出版界の規模はバブル期の初めに戻ったことになり、ピーク時の1996年(平成8年)の3分の2程度に縮小したことになる。