13/01/20●読売新聞が1000万部割れ。朝日、日経も大幅な部数減だが、電子版重視に! 印刷

日本ABC協会が発表した2012年12月の朝刊販売部数は991万6642部と事前の予想通り1000万部を大きく割り込んだ。前月比マイナス9万831部と総部数 の1%に近い大幅な減少である。また、前年同月比で見ても3万1199部の減少と下落傾向は続いている。 読売新聞は、2012年11月、1年ぶりに1000万部を回復したと発表したが、それも一時的なものにすぎなかったようだ。

 なお、朝日新聞も800万部を大きく割り込み、763万部まで減少。日経も300万部を割り込み291万部になっている。朝日はもう紙の部数にはこわらず、デジタル化を加速しており、現在電子版は8万部に達しているという。日経も朝刊と電子版有料会員数を合わせた購読数316万8283部のほうを重視し、こちらをアナウンスするようになっている。