13/01/31●『NYタイムズ』紙が中国から「ハッカー攻撃」、『WSJ』紙も 印刷

『ニューヨーク・タイムズ』紙は30日の紙面で、同社のコンピューターネットワークが中国からハッカー攻撃を約4カ月間受け続け、著名記者や他のスタッフのパスワードが盗まれる被害を受けたと報道した。この攻撃は、同紙による中国の温家宝首相の一族の蓄財についての調査報道に対する報復ではないかしている。

  この報道を受けて、『ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)』紙も、自身が中国のハッカーの標的になっていたとことを明らかにした。同紙の記事によると、主要なアメリカのメディアは、中国ハッカーにハッキングされ、取材システムの奥深くに侵入されていたという。FBIは、このハッキング事件を1年以上かけて捜査中という。