13/03/06●ついに日本版「iBookstore」がオープン!アップルも有料日本語書籍の販売開始 印刷

3月5日、アップルの「iBookstore」日本版が突如オープンした。翌日、アップルから正式発表があり、電子書籍アプリ「iBooks」のアップデート版「iBooks 3.1」のリリースとともに、「iBookstore」日本版はスタートした。

  講談社、角川書店、文藝春秋、学研、幻冬舎といった出版社が参加し、小説、漫画、ライトノベルなどを配信。また、村上龍氏は自身の電子書籍制作会社から「空港にて」などを配信している。なかでも目立つのは、やはり漫画。尾田栄一郎氏の「ONE PIECE」、ヤマザキマリ氏の「テルマエ・ロマエ」、荒木飛呂彦氏の「ジョジョの奇妙な冒険」といった人気漫画が、公表されたランキングの上位を占めた。

  アップルからは取り扱いタイトル数の発表はなく、「数万点」とだけアナウンスされ、今後は、毎週水曜日に更新し、ラインアップを拡充していくという。

  これで、日本における電子書籍プラットフォームはすべて出そろった。あとは、日本勢とアマゾン、アップルなどのシェア争いとなるが、いまのところアマゾン「Kindle」の伸びが顕著で、日本勢は劣勢だ。