13/06/26●バーンズ&ノーブルが、書籍端末「nook」事業から撤退を表明 印刷

625日、バーンズ&ノーブルが、ついにこんな声明を出した。「われわれは、製造にまつわるリスクを低減することで、NOOK部門の損失を大幅に削減する計画だ。今後も、電子書籍リーダー端末や電子書籍プラットフォームの開発は続ける予定であるが、競争の激しいカラー画面搭載タブレット市場向け製品の製造についてはパートナーシップモデルを構築するつもりだ」

nook」は「Kindle」に次ぐ、第2位の電子書籍端末だが、コンテンツの売上は伸びても、販売は伸びなかった。すでに、「Kindle」も売れなくなっており、この撤退はとうぜんだろう。これで、電子書籍端末の時代は終わったと考えるべきだろう。