2013/08/22●ハフィントンポストが匿名での投稿を禁止に!「言論ではない」 印刷

アメリカのウェブメディア『ハフィントンポスト』は、なんと1日に26000万ものコメントが付くというが、このたび、アリアナ・ハフィントン氏が、匿名での投稿を禁止することを表明した。禁止措置は9月半ばにスタート予定という。

 アリアナ・ハフィントン氏は次のように述べている。

「言論の自由は、誰が何を言っているかが明らかにされていることに立脚しており、匿名の後ろに隠れてはならないと感じている」

 かつて、ワシントン・ポストも匿名投稿を禁止したことがある。

 このような動きを見ると、アメリカでも匿名投稿が「釣り」や「悪意」「ひっかけ」で荒れているのがわかる。匿名投稿は多くのサイトで容認はされているが、卑猥な言葉や脅迫、虐待、犯罪に結びつくような発言はガイドラインで禁止されている。しかし、日本は明確なガイドラインもなく、匿名投稿が「言論」「世論」だと勘違いして取り上げるメディアが多い。