13/10/21●「スマホ使うほど読書時間減る」という読売新聞の世論調査 印刷

20131020日に発表された読売新聞の読書に関する全国世論調査(面接方式)によると、スマートフォンを使う時間が長くなるほど、読書時間が減る傾向があるようだ。この調査では、スマホを通話以外のメールやインターネット、ゲームなどで使っていると答えた人(全体の28%)に、スマホを使うようになって読書時間が変わったかどうかを聞いたところ、「変わらない」が70%で最も多く、「減った」が17%、「増えた」が4%。「本を読まない」は8%だった。

 スマホを使う時間別にみると、1日平均30分未満の人では読書時間が「減った」人は10%だったが、30分~1時間未満では14%、1時間以上では27%と増えている。

 また、直近の1カ月間に本を1冊も本を読まなかった人は全体の53%(昨年51%)で、2009年調査から5年連続で半数を超えた。本を読まなかった人に理由を複数回答で聞くと、「時間がなかったから」が44%で最も多かった。