13/11/27●暗黒時代の到来!「特定秘密保護法」(修正案)が衆院通過! 印刷

「なんでいまこの時期に?」「秘密とはそもそもなにか?」など、よくわからないうちに、1126日夜、「特定秘密保護法」(修正案)が衆院を通過した。法案は、自民党、公明党、みんなの党、日本維新の会の4党によって提出され、自公とみんなの賛成多数で可決された。維新は棄権、みんなの一部議員が反対、棄権に回り、自民の1人も棄権した。

 この法案は、メディアの活動を著しく妨げ、施行されれば、憲法が保障する国民の「知る権利」は著しく侵害されかねない。行政機関の長が、ひとたび情報を「特定秘密」に指定すれば、情報は延々と秘密裏に保護され、秘密裏に破棄される。つまり、なにもかも「闇から闇へ」だ。

 今年5月に成立した「マイナンバー法案」もあるので、これで国民は国家に完全管理されてしまうだろう。本当にひどい時代がやってきたものだ。