09/10/30●角川GHD、平成22年3月期第2四半期決算は「減収増益」 印刷
  角川グループホールディングスは、平成22年3月期第2四半期の連結業績を発表した。減収減益である。以下が、その数字。

  売上高 634億4700万円 (前年同期比8.8%減)
  営業利益 23億1600万円 (同 131.3%増)
  経常利益 25億3100万円 (同 70.2%増)
  四半期純利益 5億9500万円 (前回18億5400万円の赤字)

 雑誌事業の減収、とくに広告の落ち込みが大きいことが、減収減益のいちばんの原因。角川はいちはやくデジタル化に舵を切り、ネット、モバイルサイトでは新たな収入軸を確立するための取り組みを進めてきた。その結果、角川モバイルの携帯電話向け電子書籍サイト「ちょく読み」が順調に会員数、売上を伸ばし続けたが、ほかの部門の減収をカバーできなかったという。