09/12/11●2009年ベストセラー1位はやはり『1Q84』 印刷
 トーハン、日販の資料を見ると、2009年度のベストセラーは、やはり、村上春樹氏の7年ぶり長編小説として発売前から注目を集めた『1Q84』。発売元の新潮社によると、発売日の5月29日から調査対象期間である11月末までに、「BOOK1」が18刷・123万部、「BOOK2」は18刷・100万部を発行。合計223万部に達している。
 トーハン、日販とも、2位は、上半期のベストセラー1位だった二見書房『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(出口宗和著)、3位は集英社『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人 大冒険プレイヤーズガイド』。だが、オリコン調べでは、昨年5作あったミリオンセラーが今年は2作のみとなっている。