09/12/14●辞めたい職業1位はマスコミ・広告 割合は50.4% 印刷
「日刊アメーバニュース」が、2ちゃんねるで盛り上がっている論議を取り上げた。それは、2ちゃんねるのまとめサイト「ニュース2ちゃんねる」で、12月8日に発表された、株式会社ネットマイルの「仕事と意識についての調査レポート」である。

  この結果が、業界的には衝撃を呼んでいる。

  レポートによれば、なんとビジネスパーソンの42.1%がいまの会社を辞めたいとしている。ここまではいい。だが、これを業種別で見ると、「マスコミ・広告・出版・印刷系」が50.4%ともっとも高くなっているのだ。逆にいまの会社を辞めたくないとしている業種は「電力・ガス・水道」で35.8%となっている。


 しかも、「いまの会社に誇りを感じていない」と答えた割合においても、「マスコミ・広告・出版・印刷系」が38.1%で2位にランクしている。逆に「誇りに感じている」と答えた割合においても、「電力・ガス・水道」が43.4%でやはり1位になのである。

  マスコミより、電力・ガス・水道事業の方が誇りを感じられるかどうかは、自分がマスコミにいる以上、答えられない。しかし、この結果には、やはりがっかりである。ただし、その一方でこれも当然だろうと思う。なぜなら、現在の伝統マスコミは、オンラインメディアの攻勢で、完全に「負け組」となっているからだ。しかも、将来性はほとんどない。

  「日刊アメーバニュース」は、次のように、2ちゃんねるの声を引用して、この記事をまとめている。

 「マスコミは完全に負のスパイラルに入ってるだろ 詰まんない番組作って視聴率下がって製作費削られるから碌な番組作れない 完全に自業自得だ」「結局働く内容よりも環境が大事だな サビ残させられるくらいなら定時で帰れる方が貴重だ」「金もらってる職業ほど辞めたいと思ってんだな」「これから半世紀くらいは低成長低消費時代が続きそうだからな、物が売れない時代だ 資源、インフラ、公務員はマジで勝ち組だよ、需要が永久に尽きないし」。