なんと、ラパード・マードックがアップルと手を組んで、新しいタイプの電子新聞を開発したことが明らかになった。ガーディアン紙が伝えたところによると、この電子新聞はプリント版やウェブ版はない。あくまで「iPad」のようなタブレット端末に向けたデジタル版の新聞。米国市場向けのデイリー版を、来年1月から週間99セントで配信するという。

　このプロジェクトは、アップルのエンジニアが参加して、ニューヨークのNews Corpのオフィスで開発されており、すでに100人以上のジャーナリストが働いているという。傘下の「ニューヨークポスト」や 「ニューヨークタイムズ」「AOL ニューズ」などから、記者がかき集められ、総勢150人がこの電子新聞にかかわっていると、「フォーブス」は伝えている。