中国「人民網」の電子版（People's Daily Online）や「China Daily」によると、中国のインターネット人口が2010年11月末に4億5000万人に達したことが明らかになった。また、クレディスイス（Credit Suisse）が最近公表した2015年の中国市場予測レポートでは、全産業のなかで「最も成長率の高い分野」としてEコマースが掲げられている。Eコマースの2015年の市場規模は、2010年比の400%増となるというから、そのとおりになればものすごい急成長である。

  中国では、「Google」「Facebook」「Twitter」「YouTube 」などのサイトは事実上、排除されているが、これほどまでにインターネットが浸透すれば、今後、人権問題や言論の自由が、どうなっていくのか注目だ。おりから、米中首脳会談では、胡錦濤国家主席が発言した「（中国の人権状況について）やらなければならないことが多い」は、中国ではブロックされ、報道されていない。