2011年4月13日、講談社と博報堂DYメディアパートナーズ、大日本印刷は、共同出資で製作委員会を設け、アンドロイド搭載スマートフォン向けの電子雑誌『熱犬通信』を5月に創刊すると発表。『熱犬通信』はオリジナルコンテンツで、しかも無料配信するサービスという。ターゲットは、20～30代の男性で、スポーツ・グ ルメ・ファッションなどの記事、映画や音楽などの動画配信、記事に関連した商品のネット販売も行うとされる。

　創刊は、5月19日。発行期間は6カ月。毎週木曜日配信。

　ただ、これはトライアル的な試みで、電子書籍の制作・運営に必要な知見の蓄積と新たなビジネスモデルを検証するこが目的。無料配信だけに、アクセス数は稼げるとしても、どのようなかたちでビジネスになるのか、注目される。