11/05/29●アメリカのインターネット広告売上、再び好調に! 印刷

アメリカのインターネット広告が好調である。IAB(the Interactive Advertising Bureau ) とPwC (PricewaterhouseCoopers)の調査によると、2011年第1四半期(1月ー3月)のネット広告売上高が73億ドルに達し、前年同時期に比べ23%もアップしている。

  インターネット広の告売上高は、下のグラフによると、1999年以来、大きな危機に2回ほど見舞われている。1回目は2001年のネットバブル崩壊、2回目が2008年のリーマンショック以後の金融危機。これまで一貫して高度成長してきたインターネット広告だが、この2回の不振を乗り切ったことで、今後もさらに成長していくものと思われる。

  それと反比例するのが、新聞やテレビなどの既存メディアの広告。とはいえ、今後、メディア業界では、既存メディアとネットメディアの融合が起こるのは確実で、ジャンル別の広告売上を比較するのが無意味になるだろう。

 The following chart highlights quarterly ad revenue since 1999; dollar figures are rounded. Highest First-Quarter Revenue Level on Record According to IAB and PwC(IAB)