11/06/09●ソニーと任天堂の株価が年初来安値を更新! 印刷

時代は変わった。もうゲーム機の時代は完全に去ったと言えるだろう。新型ゲーム機を発売したばかりのソニーと任天堂の株価の下落が止まらない。6月9日の東京株式市場で、ソニーと任天堂の株価がともに下落し、取引時間中の年初来安値を更新してしまった。それぞれ目標株価を引き下げる証券もあるなど、厳しい評価を受けている。

 ソニー(東証1部)は後場開始後すぐに心理的節目の2000円を割り込み、1996円(前日終値比42円安)の安値を付けた。終値は12円安(-0.59%)の2026円だった。任天堂(大証1部)も前日に続き売られ、後場開始後すぐに1万6040円(前日終値比890円安)の安値を付けた。終値は770円安(-4.55%)の1万6160円だった。日経平均株価は17円69銭高(+0.19%)の9467円15銭だった。

  

                               左が 任天堂「Wii U」、右がソニーの「PS Vita」