11/06/10●アメリカではツイッターは日本ほど使われていない、という調査結果が! 印刷

Pew( Pew Internet & American Life Project)の最新調査(2011年4月26日~5月22日、電話による聞き取り調査)によると、アメリカ人(12歳以上)の92%はツイッターを知っているが、実際にツイッターを利用している割合はわずか8%という。
 興味深いのは、黒人やヒスパニックのツイッター利用率が高いこと。黒人は25%に達しているのに、白人は9%と低い。しかも、特に頻繁にツイッターを利用する白人の割合は、なんと3%に過ぎないというから、驚きだ。

  Twitter Update 2011(PewInternet)

 

 

 
  この調査結果を見るかぎり、メディアや企業、有名人などがツイッターで頻繁に情報発信している割には、ユーザーは意外と冷めているということになる。最近は、中東のソーシャルメディア革命に見るように、ツイッターが発信源になることが多い。しかし、ツイートを直接閲覧している人は、意外と少ないということだろう。

  ツイッターを利用しているのは、好奇心旺盛な人、情報を広めたい人、それに影響力のある人(インフルエンンサー)たちで、一般人は直接は使っていない。日本のツイッターの利用率 は20%を越えていてアメリカの倍以上。

  アメリカは、日本のように「残業なう」なんてつぶやきをしている人間は、ほとんどいないということになる。