アンドロイドマーケットは、どうやらパクリ天国になっているようだ。他人がつくったアプリケーションを勝手につくり変えた「リパッケージ」版のアプリが、最近、急増しているという。「F-Secure」の公式ブログ（ Threat Insight post by — Raulf ）が伝えている。

　リパッケージに関しては、これまでも海賊行為として問題になってきたが、今回問題にされたのは、オリジナル版のモジュールに広告モジュールを付け加えただけのもの。なかには、オリジナル版にほとんど手を加えないまま、アプリ名だけを変えたものもある。このようなリパッケージ版はユーザーに広告をクリックさせて収入を得ることが目的とみられるという。

　アップルのアップストアもそうだが、このような海賊行為は跡を絶たない。アップルがそうなように、アンドロイドに関しても、グーグルもすべてのアプリをチェックできるわけではない。とすれば、当分、こういった混乱は続くだろう。

 　⇒元の記事　　http://www.f-secure.com/weblog/archives/00002193.html