8月11日より、講談社はソニーの電子書籍デバイス「Reader」を同社役員と社員全員、計944人に配布することを始める。これは、同社が7月1日から複数の電子書籍販売サイトでスタートした電子書籍販売促進キャンペーン「夏☆電書」により、売上額が前月比208％になったこと、また、ソニーの「Reader」向けに書籍（700タイトル）、コミック（1400タイトル）の提供を開始したことにより、ソニーの電子書籍書店「リーダーストア」の売上が急伸したことを受けての措置。配布される「Reader」には、8月いっぱいなら、3900円分の電子書籍購入ポイントが付与される。

  野間省伸社長は、社員向けの文書で、「ぜひとも、この機会に電子書籍端末に触れていただき、未来を実感していただ き いと思っております。また、実際に使用していただくことによって、それぞれの立場で新しい発想を得て、仕事に活かしていただきたいとも感じております」と述べている。