11/08/09●博報堂DYHDが第1四半期の決算を発表、すべての利益面が損失計上に! 印刷

博報堂DYHDの2012年3月期の第1四半期(11年4~6月)業績が発表され、売上高が前年同期比6・2%減の1992億8600万円だったことが明らかになった。売上減の主要因としては、東日本大震災の影響で広告出稿やキャンペーン中止・延期が相次いだことなどが上げられる。

 内容を見ると、売上総利益が13億6400万円(前年同期比4・2%減)と減り、販管費を4億円弱圧縮したが、利益面では赤字に。営業損失は前年同期より約10億円増え、 27億4500万円。経常損失も同様に損失が約10億円増の19億1100万円。また、株の評価損など合計18億1600万円の特別損失を計上した結果、 四半期純損失は36億6600万円となっている。