11/08/11● 電通の第1四半期決算の売上高は大幅減。マス4媒体すべてが減少 印刷

電通の今年度第1四半期決算が発表された。連結売上高は4021億3100万円で、前年同期比36.6%の減少。営業利益も前年同期比39.9%減の42億2700万円。ただし、経常利益は同125.9%増の64億2700万円、純利益も同27.4%増の13億800万円(同274.0%)となっている。

  ただ、電通では通期の業績予測に変更はないとし、売上高1兆8580 億円、純利益320億円を見込んでいる。

  注目されたのは媒体別の売上高。やはり、マス4媒体すべての売上高が減少している。「新聞」は245億6900万円で前年同期比11.8%減。最も落ち込みの大きい「雑誌」は同23.4%減の68億4600万円。「ラジオ」は同3.7%減の43億8600万円。主力の「テレビ」も1508億 3300万円で、同8.7%減少している。