11/09/05●角川グループHDが日本の出版社として初めて中国で漫画誌を創刊 印刷

角川グループホールディングスは9月5日、中国で月刊コミック誌『天漫』を創刊したと発表した。日本の出版社が関わる漫画誌は、中国で初だという。講談社は9月2日に、同じような試みを記者発表したが、角川はすでに1年前から、このプロジェクトを進めてきた。

 角川は2010年4月、中国の国営出版社グループ「湖南中南出版伝媒集団」と「広州天聞角川動漫有限公司」を設立している。今回の漫画誌には、中国オリジナル作品を中心に「機動戦士ガンダム」や「涼宮ハルヒの憂鬱」など日本の小説や漫画を原作とする中国版漫画を掲載している。