11/09/06●出版社7社、作家・漫画家122人が「自炊業者」に質問状 印刷
勝手に電子書籍化する「自炊」サービス(書籍を裁断・スキャンして電子化)は、もはや一般化してしている。そこで、全国の「自炊」事業者100社以上に対し、角川書店、講談社、光文社、集英社、小学館、新潮社、文藝春秋の7社は、このほど、作家・漫画家・漫画原作者との連名で質問状を発送した。 この質問状は、自炊が私的使用の枠を超えていることを警告し、それによって電子データの流失・流用から「創造のサイクル」が破壊されることへの懸念を表明したもの。今後、著作者の許可なくデジタル化することは、原則して複製権侵害に当たることを説明、事業を続ける意思がるかどうか質問している。