11/09/15 ●日本経済新聞の中間決算は6期連続減収も増益、広告収入が大幅減 印刷

日本経済新聞社の2011年6月中間決算 は、連結の売上高が前年比5.7%減の1423億6400万円となった。東日本大震災の影響で新聞広告収入が大幅な減収となったほか、出版、情報関連収入 も減収。中間期では6期連続の減収となった。しかし、各利益ともコスト削減の効果が売上減を上回り、黒字回復した前期に続き増益。営業利益は52億3500 万円(前期比2.1%増)、経常利益67億1600万円(同30.2%増)、中間純利益も39億3600万円(同51.1%増)となった。
 なお、日経単体で見ると、売上高が前期比2.9%減の859億100万円。営業利益は33億5300万円(前期比43.7%増)、経常利益40億2000万円(同35.6%増)、純利益も30億4500万円(同5.4%増)となっている。