11/12/01●日書連の組合書店数、5000店割れの4854書店に 印刷

日本書店商業組合連合会(日書連)が発表した10月1日に発表したところによると、加盟店数がついに5000店割れになった。もちろん、これは過去最低を更新。日書連によると、4月からの半年で120書店が脱退。最も脱退が多かったのは宮城県で、10書店減となった。

 日書連の組合員数のピークは1986年で1万2935店。直近3年の組合数は、2008年4月が5869書店、2009年4月が5467書店、2010年4月が5154書店となっていて、5000書店割れは時間の問題だった。日書連加盟店の減少と出版物の売上減少はリンクしている。ここ10数年における出版不況により失われた額は、約9000億円である。

  日書連加盟書店数の推移 ------1990年12,556 店、 2005年6,683 店、 2009年5,457 店、2010年5,197 店、 2011年4,854 店