小学館は12月1日、子ども向けの学年別学習雑誌「小学三年生」「小学四年生」を「成長と変化が著しい小学生世代のニーズに必ずしも合致しなくなった」などとし て、2012年3月号で休刊することを発表した。

  「三年生」は1924年、「四年生」は1923年の創刊。1973年にはそれぞれ発行部数102万部、82万部を誇ったが、近年は3万～5万部まで低迷。2010年にすでに「五年生」「六年生」を休刊しているが、これで、創業当初から刊行してきた基幹雑誌が姿を消すことになった。これで残る刊行は「小学 一年生」「小学二年生」だけ。