2013年2月20日●東洋経済オンラインで、新連載《日本の教育では「真の日本人」は生まれない》をスタート 印刷

 東洋経済オンラインの連載「紙vsネット最終戦争」は10回で終わり、次の連載企画をスタートさせてもらった。このテーマは、私が長いこと温めてきたテーマで、いまの時代に私たちが考え直さなければならない最優先のことだと思う。「日本の教育で、はたして私たちは本当の日本人になれるのだろうか?」と、あなたはお考えになったことはないだろうか? 

 私自身の経験からいうと、私は学校で「日本とはなにか?」「日本人とはどういう人間か?」ということを習った記憶はない。そこで、「では、私たちはどうしたら、いまの時代グローバル時代に適した日本人になり、日本人としての誇りを持って生きていけるのか?」ということを考えていきたい。

 ■日本の教育では「真の日本人」は生まれない http://toyokeizai.net/articles/-/12971

 

 ■「健全な愛国心」と「不健全な愛国心」
  なぜ日本は「エセ日本人」だらけなのか? 2013年2月20日
 

 以下は、この連載企画のリード。

 《日本人はどうやって日本人になるのだろうか? そんな誰もが意識したことがないことを、グローバル化という視点でとらえていくとどうなるだろうか? 21世紀のグローバル化が私たちに突きつけている問題は、国際標準語(英語)を話す国際人になることではない。日本人という確固たるアイデンティティを 持って、世界を舞台に活躍できる人材になることだ。

 しかし残念ながら、日本で日本人の両親から生まれ、日本の教育を受けて育つと、真の日本人にならない。一人娘をアメリカと中国の教育で育てたジャーナリストが、その経験を基に、日本人とは何かを問いかける。》